将棋でも、囲碁でも、師匠につかないと実際としてプロにはなれない(プロになる実力がつかない)のですか?
とすれば、地方にいる人はプロになれませんよね?
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一応特例として、師匠となるプロ棋士の推薦がなくとも奨励会に入会する道はありますが、その場合でも入会1年以内に師匠となるプロ棋士を決定する必要がありますから、事実上はプロ棋士に入門しなければプロへの道はありません。
ただしそれは制度としてそうなっているだけであって、「プロになる実力がつかない」ということとは根本的に違う問題です。
アマチュアでもプロに勝利する人が近年ポツポツと出ていることを見てもわかるように、必ずしもプロに入門しないとプロになる実力がつかない、ということはありません。
実際プロに入門しても、師匠が弟子と将棋を指す(教える)ことはかなり稀だといいます。師匠の役目は、入門した弟子の棋力を上げることもさることながら、小学校低学年くらいでプロの道に足を踏み入れた人たちの人格形成によるところの方がむしろ大きいでしょう。
最近では大学に通う棋士も中にはいますが、基本的には世間一般でいう学歴社会には背を向けて将棋の修行に没頭するわけですから(羽生さんも高校中退を経験しています)、誰かが導いてやらなければただの非常識な大人になってしまう可能性もあります。その点で師匠の責任は重大だと思います。
>地方にいる人はプロになれませんよね?
地方在住の棋士も少数ながらおられますから必ずしもそんなことはありませんが、本気でプロになりたいのであればやはり東京、大阪に出てくることを考えるべきでしょう。月2回の奨励会の例会は東京、もしくは大阪でしか行われないので、その都度遠方から通うことはそれだけでもかなりのハンデになりますし、強くなるために研究会などに参加することを考えても、地方在住は不利です。
それでも強くなる人はいます。女流の里見三冠は島根在住ながらネット将棋メインで女流トップクラスの力をつけました。一日5局くらい、基本的に自分より点数の高い人としか指さない、というやり方と後は詰将棋を一日も欠かさずに解くことで力をつけたそうですよ。
ただ、やはり一人の努力では限界はあると思います。男性プロ棋士レベルまで高めることは多分無理でしょう。
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囲碁では師匠に付かないプロはいっぱいいます。
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今は、以外になんとかなると思いますよ。
昔は、将棋をするとなると、人とやるしかなく、道場が近くにないときつかったと思います。
しかし、現在はネット将棋で対局相手には困りませんし、定跡も書籍やWebサイトに詳細に書かれており、勉強することが可能です。
最新の棋譜もインターネット等により入手可能なので、最新型の勉強も以前に比べれば容易です。
力が付いたと思ったら、遠くても、大会に参加すれば、自分のレベルがわかります。
アマでトップクラスでなければ、プロでは、やっていけません。
もちろん、プロ棋士に指導いただいた方が、強くなりやすいかもしれません。
けど、情報化社会の昨今、勉強方法というより、本人の意欲次第ではないでしょうか?
いかに強くなりたいと思い、行動し、持続することができるか?
これにすべてかかっていると思います。
羽生さんの本とでは、高いモチベーションで持続し続けることが一番大事と言ったようなことを書いてましたね。
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いえ、将棋は師匠無しでも奨励会に入会出来ます。
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