平手の将棋で投了せず、詰みまで差した場合、最短何手で詰みますか?
前例があれば教えて下さい!
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本件につきましては、
先手からの手順では、7手が最短のようです。
関連する内容としまして、
「詰将棋パラダイスの1973年5月号の53ページ」に、
「懸賞 ここせ将棋」ということで、
「7手詰めは幾通りあるでしょうか?」ということで出題されました。
ちなみに、答えは、29通りとのことでした。
(「詰将棋パラダイスの1973年6月号の53~54ページ」に、解答が掲載。)
【7手の答え】
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1
▲2六歩 △4二玉 ▲2五歩 △3二玉 ▲2四歩 △4二飛 ▲2三歩成
2
▲7六歩 △4二金 ▲3三角成 △7二金 ▲4二馬 △6二玉 ▲5二金
3
▲7六歩 △4二金 ▲3三角成 △7二金 ▲4二馬 △6一玉 ▲5二金
4
▲7六歩 △7二金 ▲3三角成 △4二金 ▲同 馬 △6二玉 ▲5二金
5
▲7六歩 △7二金 ▲3三角成 △4二金 ▲同 馬 △6一玉 ▲5二金
6
▲7六歩 △6二玉 ▲3三角成 △4二金 ▲同 馬 △7二金 ▲5二金
7
▲7六歩 △4二金 ▲3三角成 △6二玉 ▲4二馬 △7二金 ▲5二金
手順2~7の手順で、▲3三角不成 と ▲4二角成の手順を、8~13とする。
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14
▲7六歩 △5四歩 ▲4四角 △6二銀 ▲同角不成 △5二玉 ▲5三銀
15
▲7六歩 △6二銀 ▲4四角 △5四歩 ▲6二角不成△5二玉 ▲5三銀
16
▲7六歩 △5四歩 ▲4四角 △5二玉 ▲7一角成 △5一金右 ▲5三銀
17
▲7六歩 △5二玉 ▲4四角 △5四歩 ▲7一角成 △5一金右 ▲5三銀
18
▲7六歩 △4二銀 ▲3三角不成△5二玉 ▲4二角不成△5四歩 ▲5三銀
19
▲7六歩 △5二玉 ▲3三角不成△4二銀 ▲同角不成 △5四歩 ▲5三銀
20
▲7六歩 △5四歩 ▲3三角不成△4二銀 ▲同角不成 △5二玉 ▲5三銀
21
▲7六歩 △4二銀 ▲3三角不成△5四歩 ▲4二角不成△5二玉 ▲5三銀
22
▲7六歩 △5二玉 ▲3三角不成△5一金右 ▲同角不成 △7二銀 ▲6二金
23
▲7六歩 △5二玉 ▲3三角不成△5一金左 ▲同角不成 △3二銀 ▲4二金
24
▲9六歩 △5四歩 ▲9七角 △4二銀 ▲同角不成 △5二玉 ▲5三銀
25
▲9六歩 △4二銀 ▲9七角 △5四歩 ▲4二角不成△5二玉 ▲5三銀
26
▲9六歩 △5四歩 ▲9七角 △5二玉 ▲3一角成 △5一金左 ▲5三銀
26
▲9六歩 △5二玉 ▲9七角 △5四歩 ▲3一角成 △5一金左 ▲5三銀
27
▲9六歩 △5二玉 ▲9七角 △5四歩 ▲3一角成 △5一金左 ▲5三銀
28
▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △5二金左 ▲4二角 △4一玉 ▲3一馬
29
▲7六歩 △3四歩 ▲2二角不成△5二金左 ▲4二角 △4一玉 ▲3一角右成
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その他、▲9六歩(無駄手)、△3四歩、▲7六歩、△4二玉、▲2二角成、△5二飛、▲1五角迄の図で、
合利かずの局面を認めると、
初手の無駄手を3手目にしても成り立つので、その図をいれると、
相当大きな数になるとのことです。(29通りを入れると、675通り?とのコメント)
※ 一応、29通りと、無駄手を含めたことを言及した人を正解にしていました。
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お互いが協力して詰ますなら、最短7手で詰みます。
・76歩、54歩、44角、62銀、同角不成、52玉、53銀まで7手
・76歩、32飛、33角成、62金右、32馬、52金左、41飛まで7手
・96歩、54歩、97角、42銀、同角不成、52玉、53銀まで7手
・26歩、42玉、25歩、32玉、24歩、42飛、23歩成まで7手
7手での詰みは他のもいくつかあります。
会い利かずも詰みとみなすなら、6手で詰みます。
・76歩、34歩、68玉、88角成、58金右、95角まで6手
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