三手詰めに関する質問です。
某将棋専門チャンネルの某番組の三手詰め問題では必ず最後に「簡単過ぎたかなあ」とセリフが入りますが、簡単どころか、いつも時間オーバーで、しかも解けません。
それでもかれこれ2~30問は取り組んできていますが、いっこうに「うん、だんだん調子が掴めて来た!」感がまったくありません。
「将棋の上達に詰め将棋は不可欠」とは右を見ても左を見ても広く言われる、いわば避けて通れない道のようでありますが、
現在その道、というか入り口?でいっこうに先が見えません。これは俗に言う「才能」というやつでしょうか?
それともまだまだこなす数が足りないですか?その足りない数をこなすうち、こんな私にも何かが見えてきますか?
そんないっぽうで、なまじ書画骨董や工芸品好きですので、国産材本榧将棋盤によだれをながして見ていたり、
同時にミーハーでもありますので、羽生名人のテレビで何か喋っている姿を見るだけで「凄いなあ」って「無知を補う妄想」から無条件に感動羨望していたり、といったありさまで、
けれどもプロ同士の解説つき対局を観るのは大好きで、無知ながらも観るたびに解説者の言うがままに深く感動させられている、といった状況です。
そして斯様にいかにもまったくちぐはぐな状態ですので、よけいに自分のヘボさ加減にはげんなりさせられる、といった始末です。
そこで質問ですが、頭もすっかり固くなった(=バカになった)(=良く言えば、永年の仕事により脳内がある性向(将棋の属性とは真反対の方向へ?)へと特化されてしまった??)こんな大人が、1から将棋を始めるに際しては、いったいどんな工夫をすればよいのか、
もしあれば何でも結構です。ご指南下さい。
因みに現在は件の三手詰め以外では、子供向け入門書籍で、「序盤の手筋」と「棒銀戦法」を読んでおります。
実践では、ネットの「ハム将棋」で、駒落ちもどうかといった素人判断から、あえて「平手」対戦で負けまくっております。
さらに因みにIQテストの類いでは行えば必ず高位の結果が出ます。また脳年齢テスト系でも大抵実年齢より遥かに若いです。脳トレ系でも依然強さは保たれておる様子です。
このように偏った脳内ですが、どうかよろしくお願いします。
(ぐちっぽい質問ですみません)
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特に3手詰めの詰将棋を考えるコツというのがあるんですよ。実は。
まず「詰み」状態を確認してください。それは、玉が敵駒に次に取られ、それから逃げられない状態です。
コツとは、「受け方によっては次に詰ます王手」を考えることです。
細かくいうと、
「それを取れば次に詰ます王手、
あるいは玉が逃げれば次に詰ます王手、
合駒をすれ次に詰ます王手」
を見つけることです。
そういう、駒を動かしたり、打ったりする手は、王手のなかでも、それほどたくさんはないはずです。
よけいな手を除外するテクニックです。
どんなばかばかしい手でもいいですから、上の条件に当てはまるものを片っ端から考えるのです。そして、その手に対する玉方の受け手を考える。
片っ端からというのは堂々巡りをさけるためです。
それをやると3手詰め実に簡単に解けます。
手数が5、7手でも、似たような考え方で、「こう王手すれば早く詰んでしまう」という手を先に考えることによって、1手目、3手目を絞り込み、早く解くことが出来ます。
いちど試してみてください。
慣れてくると、そのなかでも詰め筋としてありそうな手しか読まなくなりますから、さらにスピードが上がります。これが盲点の源なんですが・・
こんなやり方では実力が付かないと思っておられるかも知れませんが、条件を絞って先を読むのが将棋の先読みの基本で、盲点を作らないよい方法だと思っています。そうすると自然に条件付きの先読みができるようになると思います。
30問はまだまだ少ないですよ。慣れてくると、秒速で解けますが、盲点を狙った、すごく難しいのもありますよ。
図書館に行って、過去の将棋世界の毎月10問出されている3手詰めコーナーをコピーしてきて、上のコツで解かれてみてはどうでしょう。案外あっけなく解けるはずです。
詰め将棋は脳の活性化にけっこういいと思いますよ。
解けたときの快感は、将棋の勝ちにも匹敵します。凝ってください。
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まぁ、そのテレビがCSのあの系列かなというのは分かりますが、
さておき、3手わかんないならば1手やればよろしよ。
それと、ハム将棋はいまいち手がおかしいから、頭の体操レベルなら良いかもしれないけどあんまりすすめられないかな。
できれば、ネットでも良いから指導してもらうのが一番上達すると思う。
ヤフーでも、結構サークルみたいにあつまっている人たちがいるし。
ちなみに、IQって年齢に対する指数だから、あんまし関係ないというか、年齢がわかんないから判断出来ないというかだよ。
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2~30題ではまだまだ練習不足かと。経験上、詰め将棋は完全に慣れの問題だと思います。特に初中級向けの詰め将棋は、ある程度使用する筋(パターン)が固定されているため、慣れてくれば時折「ああ、あの筋を使うんだな」と初見で分かってしまうこともあります。私も詰め将棋が苦手だったのですが、ある時期集中的に特訓した結果(7~15手あたりを中心に二、三百題程度ですけど)、解くスピードがそれなりにアップしました。強くなるには、ご自分が楽しいと思われる練習を続けられればいいと思いますよ。実戦でも詰め将棋でも読書でも、何だって実力アップに繋がりますから。強いて言うならどうしても嫌でない限り、駒落ちは指されたほうがいいかもしれません。(負けてばかりでもつまらないでしょうから。)
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