将棋、定跡書について。
今まで詰将棋、実践、棋譜並べを継続し、実力が上がったものです。
プロの棋譜並べもとても参考になるし、実力があがった事実もあるので、有意義な勉強法だと思います。
しかし、最近棋力が伸び悩んでいます。
正確に言うと、中盤の定跡が分からず攻められ、終盤になって無理矢理逆転勝ちをするというパターンです。
中盤力強化の為に、以前から持っている定跡本を使おうと思うんですが、棋譜並べ同様並べた方がいいんでしょうか?
それとも、本を読み脳内で駒を動かした方がいいでしょうか?
定跡を将棋盤を使って並べるとA図や、B図、10図に戻ってなど、並べてる最中に頭と駒がこんがらがってしまい効率が悪いのかと思いまして…
以上の事を質問させていただきます。
長文失礼しました。
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中盤は、将棋の中でも最も難しいところです。
プロで中盤が弱ければ、死ぬしかないといわれています。
終盤の詰みの場面では、名人よりも早く詰みを見つけます。
しかし中盤の次の1手は、パソコンのソフトでも明快な回答が出ません。
中盤の力を養うには、次の1手問題集をやるのがいいと思います。
まずはやさしいものからやっていくのがよいでしょう。
あと、新聞の将棋欄などを利用して、次の1手を考えるのもよいと思います。
羽生名人は、新聞の将棋欄をみて次の1手を考え、いつの間にか友達に差をつけてしまったと述べていました。
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実際に並べた方が絶対良いです。それも反復して3回くらいは並べましょう。頭の中でやるのは、それこそこんがらがるし、覚えたとしても膨大な量なのですぐに忘れてしまいます。実際に手で動かしてみて初めて習得できます。このことを、具体的に象徴するものは棋譜並べで、プロアマ問わず盤に並べてやりますよね。なぜ盤でやるのかといえば、やはり頭のなかだけじゃ習得できないことを分かっているからです。ただ解けば良いだけの詰め将棋と違って、中盤戦に答えはありませんから、それをやしなっていくには体でつかむしかないわけです。脳も実際に動かした棋譜のほうが暗記していると思いますし。 最後に、中盤力強化の練習法を教えます。 1、定跡本20分 2、棋譜並べ20分 3、対局20分 1、定跡本30分 2、対局30分 ただ、定跡本を並べただけでは効果が薄く、並べたところに関連する棋譜を並べましょう。そして対局です。まあ、最初のうちは定跡本と対局のみでもいいかもしれませんが、いずれにしても定跡本のあとに必ず対局をしましょう。そして棋譜並べもなるべくはしましょう。こうすることで大局観や間隔をつかめます。これを繰り返していけば中盤力がかなりつきます。あと、トイレや風呂の時に次の1手を解くといいでしょう。時間は都合に合わせて調整してみてください。ちなみに、詰め将棋は逆に並べずに頭の中で考えてくださいね。 ごちゃごちゃした長文失礼いたしました。それから毎日休まずがんばってみてくださいね。
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