詰将棋について質問です。

詰将棋について質問です。

今「3手詰ハンドブック」をやっているのですが、詰将棋が嫌いで本当にいらいらしてしまいます。1手目であらゆる王手を考え、2手目であらゆる逃げ道を考え、答えがいくつも出てパニックになります。1手詰なら簡単にできるのですが・・・。



①詰将棋は連続王手で、腹銀や一間龍などの手筋の勉強にもならないし、必死問題や寄せの手筋の方が勉強になると思うのですが、どうなのでしょうか？やはり詰将棋が一番なのでしょうか？



②詰将棋は終盤以外にも役に立つのでしょうか？実践以外の一番の上達への近道なのでしょうか？それは向き不向き関係なく万民に言えることですか？



③私のような者でも無理なくできる詰将棋の本を知っていたら教えてください。





必死問題や次の一手は好きなのですが、詰将棋をやらなければ強くならないなら、もう少し頑張ろうと思います。よろしくお願いします。

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答えましょう。なんか上から目線みたいになりましたが、別にそういうことではないんですよ……。



とりあえずrajikaru2009さんは黙りましょうか。ろくにアドバイスもしないで謝れって何ですか、貴方が謝りなさい､といいたくなりますが、あえてスルーで行きましょう。



恐らく、私もその本はもっていると思います。黄色い表紙じゃありませんか？ 違っていたらごめんなさい。

私も、昔はよくいらいらしていました。なぜか。解けないからです。詰め将棋では相手は盤上に出ている以外の駒は全て持っていますので、かなりの強敵といえます。最初は、まぁ自分より強いくらいでしょう。そうです、強いんです。



ですが、これはいわば自分より強い敵との勝負。詰み将棋の形は、（いずれ）どこかの局面で見かけることになるでしょう。そこで詰め将棋です。駒さえ揃っていれば、詰ます事ができるんです。詰め将棋は、やったらやっただけお得、ってことになります。

……え？ 面倒くさい？ それにそれじゃぁ一か八かじゃないか、ですって？ 駄目です、そんな事を考えてはいけません。それに、案外一か八かじゃないかもしれませんよ。なぜか、というとまた長くなりますが……まぁ良いですよね。





詰め将棋をやると強くなるのは常識といえます。プロの方は詰め将棋をやっているそーです（聞いた事はありませんが。何せプロの間で話題になるのは対局ですから）。それに、詰め将棋では詰まし方を学ぶ事となりますが、これはどの場面でも生きています。たとえば、相手が美濃囲いで、こちらは最下段に飛車、もとい龍を落しています。相手は二段目の金を銀に寄せ、最下段の銀は既にこっちが取っています。つまり

香桂。。。。。飛車

。玉銀金



みたいな感じですかね。ネットでは再現できなかったんですが、当然飛車以外の駒の向きは全て違います。相手の駒ですから。ちなみに、空白は全て「。」で表現しております。

ここで問題。持ち駒は角と銀。どうやって詰ますでしょうか。三手詰めです。





正解は、まず一手。銀の下に角を置きます。そうすると、角を取った時点で相手の玉は詰み、つまり角は取れないわけです（念のためですがもう一度。飛車以外の駒の向きは反転しています）。飛車が睨んでいますから。さて、玉はどうするか。間に駒をはさむ隙間もなく、玉は逃げなければなりません。ここで角の強みが発揮されるわけです。なんと、玉の逃げ道は角のにらみを利かし手通行止めです。しかも相手は駒を取れないときた。勿論最後の一手は玉の頭に銀を置いて詰みです。角のせいで銀が取れませんから、いずれにせよ詰み、です。ちなみに、最初に銀の下に銀を置くとどうやっても詰みません。玉が中段に逃げてしまいます。ちなみにこれ、美濃囲いでは結構有力なんですよ。



以上で詰み将棋の一通りの説明を終わります。まとめますと、



「詰み将棋で大事なのは、駒をいかに使い切るか」



です。だって、持ち駒いっぱいあっても盤上に出さないなら、それはもってないと同じです、まさしく。詰め将棋で大事なのはそこです。実は、さっき言った「詰まし方」というのは覚えなくてもいいような気がします。貴方が強ければ、詰まし方なんて知らずとも導き出せますし、ね。



ですが、嫌になる事もあるでしょう。そんな時は、先に回答を読んじゃうのだ。そうすればどうやって詰ませばいいか、大体は分かりますし、何よりいらいらしません。効果？ 勿論ありますとも。納得して先に進めますし、何より詰め将棋ではたまに同じような（微々たる違いがありますが）問題が出てきますが、そのときに経験が物を言います。ある程度分かっていれば似たような動きの駒を探して打っていく事ができるはずです。しかし！ 詰め将棋で大事なのはあくまで「考える力を養う」ことですから、考えなくては意味がありません。さっき言いましたのは最後まで無理なく学習する方法。考えて考えて、それでも分からない場合は答えのページをめくって一手目だけ見て、それからまた考えるとか、そういうのがいいような気がします。

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アカウントは違いますが、mosukau12345と同じ人物です。収まりきらなかったので……。先にこの回答の一個下を読んでください。











なんだか長くなりましたが、復習。



強くなるには詰め将棋が必要であり、なぜかというと詰め将棋をやる事によって応用力が養われるからである。また、詰め将棋を無理なく指すためには、どう考えても分からなかった場合にだけ、答えを少しだけ見て、それからまた熟考､というのが良いだろう。詰め将棋を学ぶためのコツは、何より「あぁ、なるほどな」という気持ちを持つことである。



……と、言う風になっております。これだけのせても良かったんじゃないか､といわれそうですが、以上の文を読んだからこその復習文。読まなければちんぷんかんぷんに違いありません。そういえば他にも質問がありましたので回答せねば。







①A.詰め将棋はそのまんま、詰めの手筋を学ぶだけですので、確かに棒銀やら振り飛車には役に立ちません。ですが、どうでしょう。振り飛車をやっても、詰めなければ意味ないじゃないですか？ 将棋で大事なのは総合力、ですから、腹銀や一間龍などの手筋もあわせて勉強すれば、総合力が上がります。簡単に言いますと、「どれか一つかけたら負け」という事。詰め将棋は確かに効果がありますが、終盤限定。中盤、序盤の手筋も学びましょう。



②A.将棋に向いてない人というのは「イライラする人」です。プロにイライラする人なんていませんし、負けるのが嫌だからやらないなんて話になりませんよね。向いてない人はそこらへんの人だけです。あとはまぁ……マナーがなってない人､とか？ 天賦の才能なんてものはありません。なんでも努力で解決できるわけではないですが（地球の重力無くしたり、とか）、努力で解決できる事がないわけではありません。将棋は正しい努力さえすれば上手くなります。そこらへんのホームレスが羽生さんと対局する日がくるかもしれません（例えばですよ、念のため）。将棋は柔軟な頭さえあれば上手くなります。将棋に向いてない人も、将棋に向いてる人へと変貌するかもしれません。天賦の才能なんて物は、本当にないんです。大事なのは、努力と、あらゆるものを吸収する吸収力（勿論物理的な意味ではありません。ちなみに、天賦の才能は少しだけならありますよ。しかし、努力しなかったら衰えるので、ないに等しい、かも）。



③A.今のままで十分です。恐らくそれは最後まで三手詰めでしょうから、最後までこつこつやっていってください。しおりをはさむのをお忘れなく。また、さっきも言ったように戦法、中盤序盤の手筋が載ってる本も探してみてください。私は詳しくないので……。あ、囲いというものはご存知でしょうか。ご存知であってもよく知らない、使った事がないというならば、または知らない、というならば、「将棋上達の方程式 囲いの公式」という本を是非お勧めします。囲いというのは守りに強くなるために必須ですので、是非。





以上で終わりです。長文失礼致しました（「何々が出来て当たり前」というような人は無視してください。自分達を棚に上げている人たちですから、気にしないで。あと、これは本音ですが、詰め将棋などが出来ない時期、つまりそれほど強くない時もあるでしょう。それは構いません。ですが、万年初級者だと困ります、ってことです。案外、みんなが言いたいのはこういうことじゃないでしょうか）。ではでは。

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お前ウザいんだよ

全国の詰将棋マニアに謝れ

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詰め将棋で３手詰めぐらいなら瞬時で解けないといつまでたっても勝てないと思いますよ。

必死問題がわかって３手詰めがわからないってのも不思議です。

必死問題は相手の最前の受けを考え、それにて本当に必死かを読むので、３手詰めより１手必死の方が明らかにハイレベルなんですが。

詰め将棋は終盤だけじゃなく読む力も養われますし、せめて７手詰めぐらいまではスラスラ解けるように訓練しないと実戦で勝てないと思いますよ。

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３手詰めがわからないのに必死や次の一手がわかるのですか？不思議です。

将棋で３手詰め５手詰めは基本だと思います。