詰め上がり形が、詰方の駒一枚という詰め将棋は理論的に出来るでしょうか?
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数は少ないけど実際に作品がありまして、スーパー詰将棋といわれてます。
僕が知ってるのは玉を龍で追い回し、最後は合駒利かずで詰めあがるという長編で、合駒制限のための駒配置が凄いです。
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補足読みました。えっと、僕が知ってたのはたぶんnumakage1さんが言及されていたもので、調べてみたら1956年の作品なんですね。具体的な手順については記憶が曖昧で、確か3三あたりから始まって左辺から下段に移動し、最後は△4九玉▲4七龍で詰みあがったような気がします。今回改めて並べてみようと思ったのですが、残念ながらネットでは見つけることができませんでした。
代わりにといってはなんですが、添川公司氏の109手詰(2009年1月詰パラ)のラスト5手を紹介します。ただし詰め上がりに関係のない駒は省略してありますので、そのつもりで。
詰方 1四龍 3八桂 3九桂 持駒 なし
玉方 2九金 3五歩 3七玉 4五香 4八香 4九金 持駒 歩のみ
詰手順 ▲1七龍 △3八玉 ▲2七龍 △3九玉 ▲3七龍
この作品は加藤徹氏が主催する「詰将棋おもちゃ箱」というサイトの「記録に挑戦」の長手数コーナーで紹介されてまして、パソコンがあれば再現できます。
ちなみに主催されている加藤氏はフェアリー(変則ルール)詰将棋で多くの優れた創作をされており、協力詰(詰方と玉方が協力して玉を詰めるというもの)の代表作、寿限無2では3万8千手越えという記録を持っています。
最後になりましたが、スーパー詰将棋は単騎詰とも呼ばれているようですね。知りませんでしたが、こちらのほうがしっくりくる感じではあります。
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私が知っているのは森茂さんの「スーパー詰将棋」63手詰です。最後は龍1枚で詰め上がります。
盤上の下辺に無駄な駒を配置させ、玉方の持ち駒に制約を加えて合駒利かずで詰め上がるというものです。
補足
森茂さんのスーパー詰将棋の詰上がり2手前の、駒の部分配置は、
▲32龍▽13飛▽11玉、持ち駒:歩
▲12歩▽同飛▲31龍までです。
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↑こういうことねw これならできる。
(補足)
現在での詰上り攻方1枚(単騎詰、スーパー詰将棋)の長手数記録作品はこちらの109手だそうですよ
私も鑑賞してみましたけど・・・これはすっごいなーw
自分の回答が恥ずかしくなるから消したいけど、消せねぇ!w
http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/challenge/c1043b.htm
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玉方:1一玉、1二香、2一桂、2二角
攻方:1五桂
2三桂不成の1手詰めです。
あと、理論的な話をすれば、
玉方:1一玉、1四歩、2一香、その他の歩以外駒は全て盤上にある
攻方:2三飛
1三飛成として、1二歩合は二歩でできず、その他の駒は
全て盤上にあれば、合い駒できる駒が玉の持ち駒にないので、
「合い利かず」で詰み、というのはあり得ます。
【補足に対して】
最後、攻め方の駒が一枚になるのを「単騎詰め」という、とありましたので、
「単騎詰め」で調べるといくつも出てきます。
駒の舞
http://www008.upp.so-net.ne.jp/koma_mai/
の「第18集 単騎の舞」には、単騎詰めが27作品載っています。
全駒配置で、最終的に合い利かずで詰み、となります。
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