詰将棋の指し始め図で、「すでに後手から王手がかけられた状態で、それを回避しながら逆王手をかけて詰ませる」というものは存在しますか? そもそもそんな問題は詰将棋のルール上、認められないのでしょうか?
|||
例えば、こんな問題ですね。
攻方
13玉、44角
玉方
11王、21金、33飛、43飛
持ち駒
桂
ちょっと簡単すぎましたか?
双玉問題は神吉六段が得意にしてます。
|||
全く問題ありませんよ。詰め将棋のルールは基本ルールは将棋と同じです。
そして王手の連続で詰ます、ということだけですから。
実戦で王手を掛けられた状態から、逆王手を掛けて詰ますことは
全く問題ないのと同様、詰め将棋でも全く問題ありません。
余談ですが、詰め将棋のルールで「駒を余らせて詰めてはいけないんだよね」
という質問を受けることがありますが、実戦と同じで余って詰めばそれもOKです。
ただ、余って詰む作品は、詰め将棋作品としては不完全と言うだけですね。
詰め将棋のルールも、指し将棋のルールと基本的には同じなのです。
|||
今はちょっと思い出せませんが、確かに存在しましたし、認められています。
但し、通常「詰将棋」といえば、それは後手方だけに玉があるものだけを指します。
先手方にも玉があるのは「双玉物」と呼び、特に短編(概ね17手詰め以下)では「特殊な詰将棋」として分類されるケースが多くなっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿