2012年3月12日月曜日

詰将棋の指し始め図で、「すでに後手から王手がかけられた状態で、それを回避しな...

詰将棋の指し始め図で、「すでに後手から王手がかけられた状態で、それを回避しながら逆王手をかけて詰ませる」というものは存在しますか? そもそもそんな問題は詰将棋のルール上、認められないのでしょうか?


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例えば、こんな問題ですね。

攻方

13玉、44角

玉方

11王、21金、33飛、43飛

持ち駒





ちょっと簡単すぎましたか?

双玉問題は神吉六段が得意にしてます。



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全く問題ありませんよ。詰め将棋のルールは基本ルールは将棋と同じです。

そして王手の連続で詰ます、ということだけですから。



実戦で王手を掛けられた状態から、逆王手を掛けて詰ますことは

全く問題ないのと同様、詰め将棋でも全く問題ありません。



余談ですが、詰め将棋のルールで「駒を余らせて詰めてはいけないんだよね」

という質問を受けることがありますが、実戦と同じで余って詰めばそれもOKです。

ただ、余って詰む作品は、詰め将棋作品としては不完全と言うだけですね。



詰め将棋のルールも、指し将棋のルールと基本的には同じなのです。


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今はちょっと思い出せませんが、確かに存在しましたし、認められています。



但し、通常「詰将棋」といえば、それは後手方だけに玉があるものだけを指します。

先手方にも玉があるのは「双玉物」と呼び、特に短編(概ね17手詰め以下)では「特殊な詰将棋」として分類されるケースが多くなっています。

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