2012年3月6日火曜日

詰将棋について

詰将棋について

あなたが感動した詰将棋を、いくつでも良いので教えてください!

ちなみに私の場合は



若島正 作 2006年第6回詰将棋解答選手権5番



赤羽守 作 近代将棋1960年11月



です。



あともうひとつ…

よく「327手詰」とか「1525手詰」とかありますけど、あーゆーのって適当に駒取っては打ったり、馬ノコしたり、金寄っては玉逃げて金寄っては玉逃げての繰り返しだったり…

芸術性の欠片も無いように思えるのですが、何故評価されるのでしょうか?

回答よろしくお願いします!


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感動した詰将棋はいろいろとありますが、とり

あえず芸術性のかけらもないといわれた長編

からいくつか。



上田吉一氏作 モザイク

趣向美の極致ともいえる作品



奥園幸雄氏作 新扇詰

自力で解いた最長手数の作品



伊藤看寿作 図巧第一番

構想もさることながら構成も絶妙



短編にもたくさんありますが、遠打ちをテーマ

とした作品に印象的なものが多いように思い

ます。



芸術性を感じるかどうかは、突き詰めれば個人

の感受性の問題なんで、評価される理由がわ

からないなら、それはそれでいいんじゃない、と

いう気もしますが、それをいっちゃあおしまいか(笑)。



でも、質問からすると、優れた短編には芸術性

を感じてるんですよね? 構想があってそれを実現

するシステムがあり、初手から詰め上がりまでを構成

するという点では、短編も長編も変わりないと思う

のですが。



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詰将棋の価値は多様です。芸術性は多様の価値の部分に過ぎません。

芸術性よりも、趣向の面白さや困難さのほうが評価は高いと思います。

長編は、短編より妙手が割合が少ないのは仕方ないとして、ミクロコスモスのように長いということを主眼にするなら、長くする技術的な面や、その比類ない到達点を評価されているのでしょう。


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>芸術性の欠片も無いように思えるのですが、何故評価されるのでしょうか?



ケッペンもないとは、まぁよく言えたものですね・・・

ノコを成立させるのが、どれだけ大変で希少なものか、おわかりでしょうか?

いえ、お分かりにはならないでしょう(反語)



ケッペンとは、あなたの言葉です。



めずらしいからこそ、おぉっとしません?

これ以上は感性の問題でしょうから、言うのはやめておきますが。



たしかに、野暮ったいといえば野暮ったいのかもしれませんしね。

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