【将棋】で質問です。
羽生将棋の強さはどこでどのように培ったのでしょう?
ご意見お願いします。
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私は、羽生さんと同年代の「黄金世代」のひとりです。
若いころから見てきたことを書きますと・・・
①「パーソナルコンピューター」の活用です。
羽生さんが20代の頃、将棋は「居飛車党」「振り飛車党」に分かれていました。しかし、彼が考えるには、ひとつの戦法だけでは、手順が研究し尽くされてしまうということです。そこで、パソコンを活用して、いろいろな戦法を指しこなすことができるオールランドプレーヤーになったのです。
②「研究会」への参加
若いころの羽生さんは、「研究会」に参加していました。むしろ、呼ばれれたといってもいいでしょう。そこでは、武者修行仲間との将棋の対局、そして急所の検討がなされていました。そのメンバーには、森内俊之や佐藤康光といった顔ぶれでした。意中のライバルに実践では怖くてなかなかさせない「手」を試すことができ、また、相手の応手も「自分の主観」ではなく、「他人の感覚から出た応手」に遭遇できたことが実戦感覚を身につけるのに役に立ちました。
③奨励会時代に「定跡」に頼らなく修行できたこと
羽生さんが言うには、「定跡」に頼らずに自分で考えることができたので、強くなったとおっしゃっています。
⑤他の棋士とは違う本質的な『将棋観』の違い
羽生さんがよく口にする『最善手』の言葉ですが・・・
それは、指す側にあると考えられていましたが、羽生さんは『局面が要請する手』にあるということに気付いた、もしくは、発見したということです。つまり、詰将棋には常に最善手が要求されますよね!羽生将棋が強いのは指し手を絶対に『間違えない』から強い、もっといえば勝てる・・・ということです。
⑤自分の見解
よく、「強くなるには自分よりうんと強い人と将棋を指してもまれること!」といわれますが・・・
羽生さんは、段階的にちょうど自分の強さと同じぐらいの人を相手にしていて、ぼろ負けをした経験がなかったことが「才能」を開花させることになったのではないでしょうか?順調に、うまい具合にレベルアップできたことにあり、小学生時代に将棋大会で森内俊之というライバルの存在も大きかったと思います。
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