詰将棋、一手詰めなのですが、以下の問題について違いが分かりません。
局面は、以下のようになっています。
11玉
12香
13歩
21桂
23歩
33飛
44角
33の飛車が動いて、開き王手する局面なのですが、飛車の成り所が32ではなく、31とのことになっています。
32飛車成りでは、33歩と合駒されるとのことですが、31飛車でも同じく合駒される点では違いがないように思え、解説に自らの理解が追いつきません。
31飛車成りだと、33歩の合駒が同角で無駄合とのことなのですが、32飛車成り、33歩でも、同角と来て同じなのではないのかと思ってしまうしだいです。
31飛車成り、32飛車なり、違いをご教授ください。よろしくお願いします。
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詰将棋を符号で説明する場合、玉方攻め方の区別が必要ですが、察するに
玉方、11玉、12香、13歩、21桂、23歩
攻め方、33飛、44角
ですね?
▲32飛成▽33歩▲同角成だと、▽同桂と取られて以下どうやっても詰みません。
▲31飛成なら、同様に▽33歩▲同角成を▽同桂と取れない(31の龍で王が取られる)ので、これは詰みとなります。
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▲3二飛成には△3三歩▲同角△同桂で詰みません。
▲3一飛成だと、△3三歩▲同角に、△同桂と取れません。
△同桂と取る手は、3一龍の利きで王手になってしまうので、
反則手で指せないのです。
よって、▲3一飛成で、△3三の合駒は▲同角で無駄合い
になってしまい、詰め将棋では詰みになります。
(実戦では▲3三歩と打って、△同角と取る前に後手の
時間が切れたら、後手の負けなので、詰みによる終局
とは言えませんが)
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33合い同角に同桂が王手放置になるかならないかの違いです。
王手放置禁により前者では無駄合い、後者では有効(33合いで逃れ)です。
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