詰将棋を解くコツ
そのまんまです。
相手の玉を追い詰める→逃がしてしまう→反撃をくらいまけてしまう
ということが多々あるので、詰将棋を解こうと思ったんですけど、3手詰めで精一杯です。せめて5手詰めは解けるようになりたいので、コツなどありましたら教えてください。
|||
3手詰で精一杯ということは、3手詰でも時間がかかりますか?
もっと簡単な3手詰か、あまり見かけないと思いますが1手詰をできるだけ早く解く練習をされてはいかがでしょう?
あるいは、3手詰の本を一冊もっておられるなら、一度解いた本であっても、また最初から解く。
答えが瞬間に言えるくらいまで繰り返してみるなど。
長手数の詰将棋でも、基本は同じなので、いかに詰む形や手筋をたくさん知っているかだと思います。
そういう意味では3手詰は基本の宝庫なので、これをいかに速く正確に解くかが、5手詰でも影響すると思いますよ。
|||
短い手数の場合は、まず
「ここに王を移動されたらまず詰まない」という位置を
正確につかむことが大事だと思います。
たいてい、どこか1箇所「絶対詰まない逃げ道」が
用意されているので、そこに王がいけないようにするには
どの手があるか?を考えていくと見えてくると思います。
|||
例えば、
先手に19香車18歩29香車があり後手に16王があり、後は盤面に何もなく、先手に持ち駒がないとします。
これで詰め将棋を考えると、先手17歩、後手15王、先手16歩、後手14王、先手15歩、後手13王、先手14歩、後手12王、先手13歩、後手11王、先手12歩(成)で11手で詰みます。
でも、これは11手詰めなのに、手なりに指して行けば初心者でも詰ませる事ができるやさしい問題で詰め将棋といえる題材とはいえません。
詰め将棋は、どこかにポイント・意外な手・豪快な捨て技、考えつきにくい盲点などがあり、それに気付くかです。
軽く解いてみて、失敗したときに、ここに逃げられたら、永久に捕まらない、だからそこに逃がさない工夫をする。こうしたら、持ち駒がなくなるので失敗するから、持ち駒は最後に残す。・・とかの急所がどこにあるかを考えればいいのです。
もうひとつ重要なのは、詰め将棋にはあらゆる無駄が省かれています。関係なさそうな駒が実は逃げ道や詰めのがれに繋がっていますのでそれも読み切りましょう。
イメージトレーニングで当然、紙面を見て頭で解いていると思いますが、ひらめかない時は全部の手を想定すればいいのです。それを全部頭で想像できるかが大きいです。
慣れれば時間も短くなり、見た瞬間にひらめくパターンも出来て、実践にも生きてくると思います。
さらに慣れれば、ヒントを読まずに解きましょう。
|||
相手の王将の動きを読み、逃げ道を潰していく
0 件のコメント:
コメントを投稿