実践形式の詰将棋の本って見たいことないんですけど出版されてるんでしょうか?
普通に売ってる詰将棋の本をやってみたのですが本の局面のように持ち駒を全部使ったり、
難解な手順で詰ますことって実践では少ないので
あまり役にたってる気がしません。むしろ無駄な手まで読むようになって持ち時間の使い方が
下手になっている気がします。
なぜ実践形式の詰将棋の本はないのでしょうか?
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実戦詰め将棋という概念がないからだ。と思います。(詰め将棋は実戦から派生したもので、実戦そのものではない)
それ故著作も少ないわけです。
以下
創元社 「投了!その後は?」 勝浦プロ著 。
文字通りプロの公式戦の投了図より題材を取り、棋力別に編集された著書です。
http//item.rakuten.co.jp/book/1213016/
「本物の詰め将棋1.3.5手」山海堂 勝浦修著
「羽生の決め手シリーズ」元木書店、日本文芸社。羽生善治、森鶏二監修 にも多数問題は載ってます。
昔の本なので、出版社に問い合わせたり、オークションをチェックしたりして下さい。
又プロの対局の投了図で(王手の掛かっている状態)を考えるのも一つの方法です。
新聞将棋には詰め手順が詳細に載っているので、おすすめです。
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僕自身は まだ読んだ事がありませんが「寄せが見える本」というのが 全ての駒を使った内容だと聞いた事があります
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なぜ詰め将棋ではなく、終盤の詰めの本がないかというと、売りにくいというのがあるのではないでしょうか。
あまり妙手がないわりに複雑ですので取っつきが悪いですし、作品としての意味もないですからね。
大した問題でないわりには駒が多いぶん校正も大変そうですし。
上達にはいいとは思うけど、実際には、次の1手ほど売れそうにありません。
出版社は、次の1手問題で需用に対して足りていると考えているのではないでしょうか。次の1手の多くは終盤ですが、その多くは詰め手順をきちんと読まないと解けないものが多いですから。
たしか、プロの棋譜は局面図なら引用可と聞いたことがありますから、プロの棋譜を利用してそういう図面集をネット上に作ることが出来そうですね。チェックや出力ははソフトで出来ますし。
誰かやりませんかね。その前に、将棋世界の付録としてでたりして。
補足 あ失礼、本としてはいくつか出ているんですね。
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多くの詰将棋作家(プロ棋士を含む)が持たれている定義として、実戦形式=上辺左右隅を使用して、初形(問題図式)に囲いの形の名残が残っているもの、というのがあります。
この定義で問題を作ろうとすると どうしても類似した作意、詰め手順になってしまう事が多く、バリエーションやパターンが限られてしまい問題数を増やす事が困難になってしまう為、作品集としてまとめにくいのだと思います。
それでも、寄せの手筋として書籍化されているものが幾つかありますので、そういったものを選ばれればよろしいでしょう。
詰将棋作品集というジャンルにこだわらないのであれば、森九段著の「寄せが見える本【基礎編】」は必死問題も入っているのでお勧めだと思います。
紹介した本のネット通販URLを参考として掲載しておきます。
http://www.rakuten.co.jp/shogi/372953/401495/744653/
<追記>
補足拝読しました。
貴殿ご希望の内容でしたら、寄せに関する書籍が該当すると思いますが、問題集という形式では出版されておりませんね。
先に紹介させて頂いた書籍(寄せが見える本【基礎編】)以外だと、「読むだけで強くなる 終盤のコツ130」や「谷川流寄せの法則シリーズ」なんかが一番近いと思います。
読むだけで強くなる 終盤のコツ130
http://www.rakuten.co.jp/shogi/372953/401495/1784445/
谷川流寄せの法則シリーズ
http://www.rakuten.co.jp/shogi/372953/401495/1784445/
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あなたの考える実践形式の詰め将棋とはどのようなものでしょう?
難解な手順を踏まずにあと一手で詰めるようなものですか?
あなたの手に取った本が上級者用だったのか
もしくはあなたのレベルが詰め将棋を自分の知恵として扱うことが出来ないくらい下の下だったのかもしれませんね
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