詰将棋は玉方の持駒が残り全部というルールですが、必死問題にはそのようなルールはないんですか?
問題によって残り全部だったり、金金銀だったりまちまちのような気がします。
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微妙ですね。
確かに必至問題は玉方の持ち駒限定問題にもやや寛容なようです。
問題集によっては全問玉方の持ち駒が「残り全部」ですが、そうでないものもあります。
ただ何も書いてなければ当然玉方の持ち駒は残り全部です。
おそらく詰将棋は長い歴史を持っているため「残りの駒は全て玉方の持ち駒にするもの」として分野が確立しているのに対し、必至は実戦のための練習問題として比較的歴史が浅い分野なため、やや柔軟に対応しているのでしょう。
あとこれがきっかけかはわかりませんが、数年前まで雑誌「将棋世界」で読者の創作必至問題を募集していた際、玉方の持ち駒限定も受け付けていたことも一因かもしれません。
詰将棋にも言えることですが、このような将棋の問題の目的は「実戦練習用」と「問題としての面白さ、美しさ」に分かれます。
前者なら、実戦の役に立つ(出てきそうな形など)ために、持ち駒を限定するのもいいと思います。
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