詰将棋が役に立つのは終盤だけですか?それとも中盤も役に立つのですか?
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佐藤康光九段の詰め将棋の本には
詰将棋の効用としては、まず一つ目に「読みの力をつける」ということがあげられる。
詰将棋を繰り返し解くことによって、だんだんと読みが速くなり、より正確になってくる。
これによって、終盤に限らず、序中盤でも応用が利くようになる。非常に有益である。
(以下略)
とあります。
なので中盤も役に立つ、ということになりますね。
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もちろん最終盤ですね。
詰め将棋の得意な人は、
少々悪い形勢でも、勝負形に持ち込む嗅覚に優れ、
中盤で技の掛かり易いぐちゃぐちゃの形に持って行くのに長けています。
つまり詰め将棋の力を発揮する事前工作も上手なんですよ。
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主に、終盤ですね。
相手玉も、つみそうだが自玉も危ないといったときに役に立ちます。
つまり、一手争いのときですね。
難解だが、詰みがあるとき秒を読まれたときにはプロでも難しい。
だから、詰め将棋で日ごろから訓練するのです。
中盤は、次の一手の問題集はいかがでしょう?
ちなみに、プロ棋士で中盤が弱い人は死ぬしかないといわれています。
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プロ級の実力があれば、中盤で詰みまで読む、ということもあるでしょうが、
普通のアマチュアなら、役に立つのは終盤だけです。
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