長編詰将棋を作っている方、解いている方にお聞きしたいと思います。
私も詰将棋を創作していますが、長編はとても無理です。
ところが世の中には100手を越える詰将棋を創作している方も
解図をしている方もいます。
かなりの根気と労力が必要だと思われますが、
皆さん、どの程度時間で創られる、又は解かれるのでしょうか。
創作する側は何年かかっても構わないと思いますが、
解く方は毎月のように送られてくると思います。
100手を越えるような詰将棋も含めて一ヶ月以内で解かれるのでしょうか。
|||
詰パラの購読を止めて10年以上たち、知恵袋でも詰将棋の誤回答をして恥をかいてたりするもので、コメントをするのもちょっと迷ったんですが。
創作の才能はまるでなく、解図に取り組んでいたのは十代の半ばから三十代あたりだと思います。自力で解いた百手を超える長編のなかで印象に残っているのは、奥園幸雄氏の新扇詰、山崎隆氏の看寿賞を受賞した馬鋸作品(赤兎馬ではないほう。なぜか名前がない3百手超作)、変幻自斎氏の130手超の馬鋸作品(暗算で解いた最長作。ま、シンプルなものでしたが)、上田吉一氏作のモビール(発表時に余詰がありましたが、幸いすんなり作意に入れた)などがあります。近代将棋誌の詰将棋研究室では何回か全問正解をしてます。
研究室に挑戦していたころは締切の関係でそれなりに頑張りましたが、それでも「なにがなんでも」というほどの根性はなく、2問がすんなり解けたら残りを頑張るかといった感じでした。ご存知のように長編作にはくり返し趣向が多く、手数の長さと難しさは比例しないので、僕でも何とかクリアできたんだと思います。中編の難解作など、やばそうな雰囲気のものには最初から手を出さないことにしており(笑)、現在はもっぱら眺めて楽しむのが主流です。七条謙三氏のように、3年連続で詰パラ全問正解なんてのは、とても人間技とは思えません。
話がそれましたが、解答の締切があって何とかクリアできそうなら頑張るし、無理そうなら諦めるのくり返しでした。
創作される方のなかには、何十年も一つのテーマの作品を推敲されることもあるようです。それだけに完成した時の喜びはひとしおなんでしょうね。残念ながら僕には無縁ですが。
0 件のコメント:
コメントを投稿