詰将棋について
よく初段までの詰将棋とかありますが、9手詰めとかが1級、2級レベルって相当辛くないですか?
もちろん追い詰みではなく、創作系の問題の事です。
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ちなみに「何分」で1級でしょうか。
10分で1級とかなら11手詰でも珍しくありません。
ちなみに棋力判定というのは、その時間内に解ければその実力があるという意味合は薄いですね。その詰将棋がどのくらい難しいかを表現するためには、この表現方法(何分で何段級)しか実はないのです。なので、10分で1級というのは、「1級の人の8割方はこの詰将棋の問題は10分以内に解けるでしょう」という意味合いの方が強いです。
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一応、三段ですが、5手詰めの詰将棋が解けなかったことがあります。
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確かにちょっと辛いかなという気はしますね。でも、そんなの全然気にすることはありません。そもそも指し将棋の棋力と詰将棋の解図能力の相関関係はそれほどないのです。棋書にはよく「初段までの詰将棋」などと謳っていますが、それは全然あてにはなりません。それは出版社の注文に応じているだけで著者もよく分からないでそういうキャッチフレーズをつけているだけです。なぜなら、そういう棋力と絡めたコメントやキャッチフレーズがないと本が売れないからです。著者は創作の発表の機会を求めているから、本を売りたいという出版社の注文を断りきれません。アマチュア指導に定評のある棋士は詰将棋は創作しないし、逆に詰将棋作家で知られている棋士はアマチュア指導の実績がありません。だから9手詰めが何級だとか何段だとか著者にもよく分かっていないのです。それでも分からないと居直っても仕方が無いので、適当にそういうキャプションをつけて出題しているというだけの話なのです。所詮はその程度のしろものです。そんなものに惑わされる必要はありません。
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