詰将棋の問題について、教えてください。
問題、
玉側(詰まされる側)の駒の配置。
1一銀、1三桂、2二玉、3一香、3四歩、4一竜。
攻める側(詰ます側)の駒の配置。
1四馬。
持ち駒は、飛、桂二、歩、です。
何手詰めかは、わかりません。ヒントもありません。
江戸時代の詰め将棋らしいのですが、よろしくお願いします。
できれば、ポイント、ポイントの解説もお願いできればと思います。
将棋盤に並べてもわかりません。
友人から出された問題ですが、詰むのかさえもわかりません。
ギブアップ状態です。
教えてください。お願い致します。
出来れば、誰の作かもお願いします。
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ああ、これは有名ですね。
将棋図巧 第12番
http://park6.wakwak.com/~k-oohasi/shougi/zukou/zukou02.html
です。
正式には
象棋百番奇巧図式
伊藤看寿 八段(贈名人) 作
http://park6.wakwak.com/~k-oohasi/shougi/zukou/zukou00.html
俗に将棋無双とあわせて「詰むや詰まざるや」と言われています。
http://www.amazon.co.jp/dp/4582802826
詰むや詰まざるや―将棋無双・将棋図巧 (東洋文庫 282)
価格: ¥ 2,520
作意手順は
▲2三飛△3二玉▲1三飛不成△2一玉▲2三飛不成△2二銀
▲1三桂△1一玉▲1二歩△同 玉▲2四桂△1一玉
▲2一桂成△同 玉▲3三桂△1一玉▲1二桂成 △同玉
▲1三馬 △同銀 ▲2一飛成
までの21手詰です。
15手目の▲3三桂に△同香だとどうしても27手でしか
詰みませんが
▲2二飛成△同 玉▲2三銀 △2一玉▲3二桂成△同 龍
ここで▲同銀成でも▲同銀不成のどちらでも27手で詰み、
しかも尾分かれがあり明確ではありません。
(▲同銀成△1一玉に▲3一飛△1二玉▲2一飛成でも詰みますし、
▲2一飛△1二玉のあとは▲2二成銀でも▲2三馬でも詰みです)
昔は妙手説が取られているので21手を作意
(作者が解答として意図している手順)としています。
現在の詰将棋のルールである
「最長手順説」が取られたのは終戦直後のため
江戸時代の本作とはルールが違います。
http://black.ap.teacup.com/ransue/439.html
の第一編 総論
第三節 詰手順について
詰手順には「妙手説」と「最長手順説」とがある。
「妙手説」とは詰将棋の解答において、
玉方は平凡な最長手順を逃げるよりも
例え手順は短くとも妙手を多く含む方に
逃げるのを正解とすべきであるといふ説
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23飛、32玉、13飛不成、12玉、23飛不成、22銀、13桂、11玉、12歩、同玉、24桂、11玉、21桂成、同玉、33桂、同香、22飛成、同玉、23銀、21玉、32桂成、同竜、同銀成、11玉、21飛、12玉、22飛成
まで、27手詰め。
わかりにくい書き方ですみません・・・
飛不成というのがポイントで、飛車が成ると、打不詰めになってしまいます。
また、15手目の33桂打ちに、11玉と逃げると、12桂成、同玉、13馬、同銀、12飛成、で、詰みです。
他は難しい分かれもないので、大丈夫でしょう・・・
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