2012年2月25日土曜日

詰将棋の問題について、教えてください。 問題、 玉側(詰まされる側)の駒の配置...

詰将棋の問題について、教えてください。

問題、

玉側(詰まされる側)の駒の配置。

1一銀、1三桂、2二玉、3一香、3四歩、4一竜。

攻める側(詰ます側)の駒の配置。

1四馬。

持ち駒は、飛、桂二、歩、です。

何手詰めかは、わかりません。ヒントもありません。

江戸時代の詰め将棋らしいのですが、よろしくお願いします。

できれば、ポイント、ポイントの解説もお願いできればと思います。

将棋盤に並べてもわかりません。

友人から出された問題ですが、詰むのかさえもわかりません。

ギブアップ状態です。

教えてください。お願い致します。

出来れば、誰の作かもお願いします。


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ああ、これは有名ですね。

将棋図巧 第12番

http://park6.wakwak.com/~k-oohasi/shougi/zukou/zukou02.html

です。

正式には

象棋百番奇巧図式

伊藤看寿 八段(贈名人) 作

http://park6.wakwak.com/~k-oohasi/shougi/zukou/zukou00.html



俗に将棋無双とあわせて「詰むや詰まざるや」と言われています。

http://www.amazon.co.jp/dp/4582802826

詰むや詰まざるや―将棋無双・将棋図巧 (東洋文庫 282)

価格: ¥ 2,520



作意手順は

▲2三飛△3二玉▲1三飛不成△2一玉▲2三飛不成△2二銀

▲1三桂△1一玉▲1二歩△同 玉▲2四桂△1一玉

▲2一桂成△同 玉▲3三桂△1一玉▲1二桂成 △同玉

▲1三馬 △同銀 ▲2一飛成

までの21手詰です。



15手目の▲3三桂に△同香だとどうしても27手でしか

詰みませんが

▲2二飛成△同 玉▲2三銀 △2一玉▲3二桂成△同 龍

ここで▲同銀成でも▲同銀不成のどちらでも27手で詰み、

しかも尾分かれがあり明確ではありません。

(▲同銀成△1一玉に▲3一飛△1二玉▲2一飛成でも詰みますし、

▲2一飛△1二玉のあとは▲2二成銀でも▲2三馬でも詰みです)

昔は妙手説が取られているので21手を作意

(作者が解答として意図している手順)としています。



現在の詰将棋のルールである

「最長手順説」が取られたのは終戦直後のため

江戸時代の本作とはルールが違います。



http://black.ap.teacup.com/ransue/439.html

の第一編 総論

第三節 詰手順について



詰手順には「妙手説」と「最長手順説」とがある。

「妙手説」とは詰将棋の解答において、

玉方は平凡な最長手順を逃げるよりも

例え手順は短くとも妙手を多く含む方に

逃げるのを正解とすべきであるといふ説



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23飛、32玉、13飛不成、12玉、23飛不成、22銀、13桂、11玉、12歩、同玉、24桂、11玉、21桂成、同玉、33桂、同香、22飛成、同玉、23銀、21玉、32桂成、同竜、同銀成、11玉、21飛、12玉、22飛成



まで、27手詰め。



わかりにくい書き方ですみません・・・



飛不成というのがポイントで、飛車が成ると、打不詰めになってしまいます。



また、15手目の33桂打ちに、11玉と逃げると、12桂成、同玉、13馬、同銀、12飛成、で、詰みです。



他は難しい分かれもないので、大丈夫でしょう・・・

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