詰将棋についてですが、初手は重要ですか?やはりその後の読みもいれないと駄目ですか?というのは短手数なら問題ないですが、まず何分もかけて解くのはどうか?また、わざわざ将棋盤を使うのもと思います。
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>初手は重要ですか?
詰め将棋の良い点というか、序盤中盤と違う最大の点は
「ダメな手を全て潰してこれしかない手を探す」ことにあります。
つまり詰め将棋として出ている場合には「これ以外の手順では詰まない」
が前提なわけですので、「初手を含めて」全部重要です。
普通に指している場合、手順前後が致命的になることも、
そうでないこともありますが、詰め将棋については、
「手順前後は許されない」モノとなります(そうでない場合、
詰め将棋としては潰れ)。
>まず何分もかけて解くのはどうか?また、わざわざ将棋盤を使うのもと思います。
場合の数を全部潰すという鍛錬でもあるわけです。
さっさと読めてすべて潰せる(読む必要がない部分を切り捨てる)
が出来るのでしたら、何分もかけずに「すぐに解ける」わけです。
そういった鍛錬として詰め将棋を使いたいのであれば、
何分でもよいから頭で解くべきでしょう。
ある程度の棋力を得たら、鑑賞のために回答手順を並べるというのも、
ある意味の趣味の範疇としてはありえますが...
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頭の中で解ければそうすればいいと思う。
完全に詰むところまで見切っていなければ解いたとはいえません。
詰め将棋には有段者の人が30分考えても解けない難易度の高いものもあります。
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どのくらいのレベルまで上達したいかにもよりますが。
アマ四段クラスをめざすなら、頭の中で解いてください。
スポーツ紙のレベルでいいです。(報知はのぞく・・・むずかしい)
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詰将棋というか、将棋は 相手の王様を捕獲して勝つゲームですから、 何れにしても王様を詰める手順が発見できない限りダメなのですよ。 一手詰めは別として、 3手以上の詰将棋では 初手だけじゃ 全く意味がありません。 やはり、王様を詰める作戦的な手順の知識を得るためには詰将棋は重要です。
将棋でも色々な盤面があるでしょうが、 それぞれに手順というものがあって それは読みの力量によって自ら解明しなければなりません。 すなわち、作戦の構築と同時に読みの力量は将棋における戦闘力に絶対的に必要なものです。 ゆえに、詰将棋は作戦的な手順の知識の習得であると同時に 読みを入れる訓練でもあり、当たり前です。
将棋盤を使って詰将棋の問題を考える場合、無闇に駒を動かすだけじゃダメ。 本番の将棋と同じように最良の手順を考えながら駒を動かすことは 詰将棋でも重要です。
ダメだったら、最終的には正解手順を確認することにはなります。
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詰将棋選手権をめざすといった特殊な事例ではなく、一般的な意味で回答させていただきます。
詰将棋の効用は①変化を読むことを習慣化する②終盤力の強化(玉の逃げ方も含む)です。
①ですが、読みを入れるのが将棋の基本です。序中盤でも好き勝手指せるわけではありません。全て相手の応手を考えた上で指す、というのは手の広い狭いは別として、将棋の根幹にあることです。
②についてですが、詰将棋は基本的に形で見ます。強い人が短手数のものなら一目で解けるのは、読まなくても形が記憶に染み付いているからです。確認のための変化も一瞬で終了です。
単純に終盤力を強化したいのであれば、短手数のものは少し考えてもわからなければすぐに解答を見ます。初心者のうちはそうやっていわゆる「詰みがたち」というのを覚えていくのが効果的です。
純粋に論理的に一から考えるのはかえって人間の得意とすることではありません。
一目筋、という表現が良くされますが、経験を積むことで勘が鋭くなります。初手も過去の蓄積から「一目こうなんだけど・・・」と勝手に見えてきます。その勘があっているかどうかを吟味するのが読み、ということになります。
さて、総合すると、「初手は重要」というより「初手が勘で見える」その精度が重要で、それを論理的に吟味することも同時に重要としか言えません。直感と、論理、それがともに必要となるわけです。
じゃあ暗記ものじゃん、と将棋のことを言ひ人がいますが、それは少し違う気がします。
バスケの選手が素人目には信じられない距離のシュートを意図も簡単に決めたりしますよね?あれを身体が暗記しているという人はあまりいないと思います。
頭のスポーツと考えれば将棋はわかりやすいと思います。
最後に、将棋盤に関しては使わない方がいいとは思います。脳内で駒を動かすのが将棋の基本中の基本だからです。ですが大事なのは継続することです。将棋盤を使うのが好き、だったりその方が効果があると実感したならとりあえずはそれでやってみるのも良いです。①と②を自分でバランスよくとりながら試行錯誤しながら、楽しみながら解けば良いでしょう。
とにかく「義務」と感じる方法だけは駄目です。
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